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日本とアメリカの文化の違い
                 中学校2年

 僕の今回の海外派遣においての目標は、日本とアメリカの文化の違いを感じることでした。そして、僕はこの目標を達成することができたと思っています。
 僕がアメリカに行って最初に感じた日本とアメリカの大きな違いは、やはり全体的な大きさでした。アメリカは日本にくらべて人も食べ物もペットすらも、とても大きいという印象を受けました。牛乳が3リットル以上入っていたり、ポテトチップスの内容量が日本のLサイズの倍以上あるのも見かけました。それらを売っているスーパーマーケットは日本ではなかなか見ることのないとてつもない大きさでした。スーパーマーケットの中も日本ではなかなか見ない大きさの物や安さの物ばかりだったのでつい、写真をとりすぎてしまいました。
 人が大きいアメリカでは乗り物も必然的に大きくなるのは分かるけど、日本にくらべてとても大きくて日本に帰った時に日本に帰ったと実感するきっかけの一つになりました。
 次に僕が感じた文化の違いは食事についてです。主食はパンという事は知っていたけど、あまりにもごはんがなくて逆にパンが出たのでおわかれパーティーでカレーが出たときに、つい取りすぎてしまいました。
 昼食の時は日本では母さんが毎日違う内容を作ってくれていたけど、アメリカは毎日同じ物でした。おかしはあますぎたり、ピーナッツバターは口に合わなかったりしたけど言ったらかえてくれたし、なにより毎日作ってくれたサンドイッチはとてもおいしかったです。
 最後に僕が感じた文化の違いは子育てに対する姿勢です。日本では、子どもに対して全体的にあまいと思われるようなところがアメリカにはあまり見られませんでした。
 さらにホストファミリーが知らない子をしかっていたのを見てとてもおどろきました。日本ではたとえどんなことをしたとしても、ほとんどはやめさせる注意はしても、しかるところを見ることはほとんどありません。これは、おそらくアメリカでは子どもでも人格を持つ一個人として常に大人と対等に接する姿勢から来るものだと思いました。
 また、ホストファミリーは犯罪を犯した人の子ども2人も自分達とは関係がないのにもかかわらず、自分の子どもとわけへだて無く育てていました。
 僕は日本では他人の子を預かって育てている人を見たことがないので、子どもに対する姿勢の違いを強く感じました。それを見て、僕は人と接するときに先入観や偏見などで、人も見ずその人を見て対等に付き合っていく大切さを学びました。
 今回、アメリカに行ってたくさんのことを学びました。そして、とても楽しかったし、アメリカに行けて良かったと思います。今回アメリカに行く事業に参加できたことや、行かせてくれた親に感謝します。また、今後も色んな人達に海外に行く機会を持ってほしいと思います。

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