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青少年海外派遣
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やってみなきゃ分からないこと 高等学校3年     

 今年の夏、霧島市として初めてこのプログラムの派遣生で上海へ行きました。私にとって2回目の海外になり、前回のアメリカで1ヵ月ホームステイよりも素晴らしい経験になりました。世界中の人との出会いで視野が広くなれたような気がしました。また、私が日本で思っていた中国が全く違うものになりました。ニュースをみるかぎりあまり良い印象になるような報道を見たことがなく、現地で感じたことはなぜ日本は偏った報道しか、流さないのだろうと思いました。中国へ一度も行かず、日本で生活する人は一生その偏った中国に対しての目の向き方が報道と変わらないと思うと、とても怖いです。報道とは何気なく信じるものなので、日本の報道の仕方は本当に正しいのかなと疑問になりました。
 上海で生活する拠点はホテルで、とても綺麗でしたが、デパートのトイレは日本のデパートのトイレに比べて汚れていました。日本の良さを改めて感じるところであり、歩道にゴミが落ちていました。必ず外国人観光客が使う公共の場なので政府がもっと目をかた向けたらいいのになあと思いました。日本人はもっと自国を誇りに愛すべきです。世界から日本は好まれている国であり、恵まれています。今この時代に生きて何不自由なく生きていることをもっと感謝し、与えられた環境でどう生きるのかを見つめ直したら、日本はもっといい国になると思います。私は、日本で目標を立てました。それは、全員と友だちとなって日本へ帰ってからも連絡を取り合うことです。SNSをきいたり、参加者のグループを作ったりしました。彼らとは日本へ帰ってからも繋がっていたいと思いました。もちろん、またすぐに会う予定です。遠くても、私が会いに行くつもりです。キャンプ中、多くの観光地を訪れ、学び経験し、彼らと別れる日がとても悲しい気持ちになりました。皆同じ時間にホテルを出発するわけでもなく、それぞれの出発時間に合わせてホテルを出ました。閉会式で最もバイタリティ、フレンドリー、イノベーションの子たちそれぞれに表彰される場があり、私はフレンドリーな子に選ばれました。とてもとても嬉しかったです。人生初めてのトロフィーで心から喜びました。バイタリティに選ばれたのは一番仲良くなったドイツからの研修生でポルトガル人の14歳でした。常にバスの移動は隣にいました。どんな時も彼女は元気で明るく健気でした。イノベーションに選ばれたのは同じ17歳のニュージーランド人の男の子です。彼はとても頭が優れていて、ゲームの罪ゲームのときのアイディアが人一倍面白く、最高でした。彼もグループ活動するときは一緒にいたので、本当に最高な表彰式でした。そのとき、コメントを求められた時に私はありがとうとしか言えず、ただお辞儀をしただけでした。今でも心残りしています。もっと上手に英語が話せてたらなあと。それがまた、自分を頑張らせる源と日本でなりました。これからも努力し英語が話せるようにと想い続けます。この夏、上海での出来事は全て経験となり、私自身を成長させたものになりました。改めて、行って良かったと思います。次、日本を出るのは1年後。そのときはワーキングホリデーをしている予定なので、卒業までの限られた高校生活を無駄にならないように、最後まで楽しく過ごせたらなと思います。家族はじめ、関係者の皆様、この貴重な経験をさせて頂き有難う御座いました。

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