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初めての海外で       高等学校2年 

今回の海外派遣事業でのマレーシアが私の初めて訪れる海外でした。私はいつか必ず海外へ行くと決めていたのでマレーシアへ行けることがとても嬉しくて、ワクワクしていました。そして、マレーシアに着いて2日目。クアラルンプールを観光したり、現地の料理を食べたりして楽しく過ごしました。しかしその後、マラッカに近づいていくにつれて私は、ホストファミリーとしっかり会話はできるか、たくさんの人と英語で交流することはできるかと、どんどん緊張や不安な気持ちになりました。しかし、マラッカに着き、対面式を終えるとホストファミリーは温かく歓迎してくれて、たくさん話しかけてくれたので自然と不安は消えていて、楽しく会話ができました。しかし、伝えたい言葉があっても、上手く伝えられなくて、悔しい思いをした時もありました。でも、その分私はもっと英語を学ばないといけないと実感しました。
 また、8日間の間で驚いたことがたくさんありました。その中で、私は特に3つ驚いたことがあります。
 1つ目は、マレーシアではマレー語以外にも英語や中国語を話せる人が多くいるということです。初めは、マレーシアは多民族国家だからなのかな。と思っていたけど、それでも、母国語以外の言語を堪能に話せるのはすごいと感じたし、日本語しか話せない私にとっては大きなカルチャーショックでした。そして、マレーシアと日本の間に大きな差を感じました。
 2つ目は、有料のトイレがあることです。マレーシアではデパートや観光地でお金を払わないと入れないトイレがあり、日本では考えられないことだったので、とても驚きました。
 3つ目は、道路です。マレーシアの道路はほとんど車かバイク、バスしか通っていなくて、自転車に乗っている人をまったく見ませんでした。その分、車がすごく多くて車の列が全然途絶えず、日本ではあまり見られない光景でした。また、SFIの友達との会話で日本とマレーシアとの教育制度の大きな違いを知りました。
 そして、マレーシアの民族衣装を着たり、カレーを手で食べたり、モスクの中に入ったり、「ヘナアート」と呼ばれるインドのボディペイントをしてもらったりと、日本では体験できないような貴重な経験ができました。
 また、マレーシアの文化や習慣以外に現地の人々の優しさ、温かさをとても感じ、感動しました。そして私は、今回の派遣事業を通して言語に対する価値観が変わりました。今までは、学ぶことばかり考えていました。でも今は、学び、そして学んだことを使うことが大切だと考えます。また、間違えて失敗しても、挑戦することを学びました。
 最後に私を温かく迎え入れてくれて、親切にしてくれたホストファミリー、海外派遣事業を承諾してくれた両親に感謝します。

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