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マレーシアで心に残ったこと     中学校2年      

 ぼくが、マレーシアで心に残っていることは、たくさんあります。なので、その中から特によかったことを選んでここに書きます。
 一つ目は、ホストと初めて会った対面式です。すごく不安だったけれど、その時のホストの優しさにふれ、その不安もなくなりました。でも、ホストの車に乗っている時のホストファミリーの会話が全くわからなかったので、習ってきた英語である程度大丈夫だろうと思っていたぼくには、とてもショックなことでした。
 二つ目は、ブルーモスクとピンクモスクに行ったことです。この二つは、イスラム教の建物で、ぼくは半ズボンを着ていたので、はおる物を着せられて入場しました。入ってみるとそこには、大きいドーム型のキレイな建物がありました。中に入るとじゅうたんやかべに特ちょう的な模様がありました。これはイスラム教の伝統的な模様なのだそうです。イスラム教は、キリスト教や仏教とちがい、像を作っておがむことがないので、その分じゅうたんやステンドグラスにお金を使っているそうです。ぼくは、これを見て、世界っていろいろあるなというのを改めて感じました。
 三つ目は、バツー洞窟に行ったことです。ここには、大きい像と何百段ともなる階段があります。上るのは、まだつかれるだけでいいのですが、下りるのは、下が見えてものすごくこわかったです。ここは、ヒンドゥー教の聖地だそうです。上りきった所には、不思議な像と猿、ハトがいっぱいいました。そこで、ぼくの友達は、白いものと赤いものをおでこにぬられていました。それは、幸福をいのるものだそうです。ここでぼくはまたしても世界っていろいろあるなということを感じました。
 四つ目は、ホストファミリーとの別れです。何かあると優しく話しかけてくれたり、ぼくの知らない所で、おみやげを買ってくれたりといろいろしてくれたホストファミリーには、感謝しかありません。別れの時には、ホストが泣いていて、僕も悲しくなったけど、泣けませんでした。その分帰りの飛行機の中でホストとともに過ごした時間を思い浮かべていました。
 思えば、あっという間の研修でしたが、研修中欲しかったものが一つあります。それはホストとの時間です。一緒に過ごしたのが四日間だけだったので、そんなに話せませんでした。次は、このように思うことがないようにしたいです。

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