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異国の文化や生活の違いにふれてみて   中学校2年      

私は七月二十七日から八月三日まで、マレーシアにホームステイに行きました。私がマレーシアに行きたいと思った理由は、マレーシアと日本の文化や生活の違いにふれてみたいと思ったからです。
 マレーシアに行くまでに、説明会がありました。マレーシアの基本情報や文化について鹿児島純心女子短期大学の先生に教えてもらい、日本との違いがたくさんあることに私はとまどいましたが、それと同時に心がはずみました。
 マレーシアの学校で発表するパフォーマンスを、一緒にマレーシアに行く皆で、何をするか話し合いをして、結果「ソーランぶし」をおどることになりました。皆でおどりの振りを合わせるのに苦労しましたが、家などでも練習をし、なんとか合わせることができました。まだ、慣れない友達と一緒におどりをおどることによって、団結力が少しできて、外国へ行く不安が少しなくなりました。 とうとうマレーシアへの出発の日が来ました。日本を旅立つのは少しさみしかったですが、マレーシアの文化や生活を体験するよい経験なのだと思い、日本を旅立ちました。マレーシアまでの時間は、不安と期待でとても長く感じました。
 ホームステイ先の学校があるマラッカにバスで行きました。それから、ホームステイ先の家族と対面し、最初は緊張して、全然、話せなかったです。ホームステイ先でホームシックになりました。日本語が話せない、聞けないさびしさは、今まで味わったことのないことだったので、その日の夜、母からの電話での母の声を聞いた時、涙がでてしまいました。しかし、この大きな壁を乗りこえないとダメなので、ジェスチャーを使って頑張ってコミュニケーションをとりました。

 ホストファミリーの家には四泊しました。その中で、食文化の違いに驚きました。食事は日本と同じ一日三回ですが、私のホストファミリーの家では三食すべてが外食で、近くのインド料理や中華料理の店に食べにつれていってもらいました。また、中華料理は箸を使いますが、インド料理は手で食べていることを初めて知りました。
 二泊目には地元のマレーシアの学校に行きました。まず、学校の授業の始まりが早いのに驚きました。なんと、午前七時三十分には授業が始まります。私のその時間は、ちょうど登校する時間です。また、学校の中には食堂があったり、自動販売機もありました。牧之原中学校じゃとても考えられませんが、自動販売機があれば、とても便利だと思いました。それと、学校の中で一番違っていたのが、生徒がそれぞれの生徒会の係を行っているのは日本と同じですが、マレーシアでは係ごとに制服やピンバッジで違いをつけていました。その中でも、学校を守る警備係は白黒の制服でぴしっと決めていて、本物の警察官みたいでした。
 八月一日はお別れ会の日でした。この四日間、ホストファミリーは本当の娘のように私に優しく接してくれました。この時に、日本人の私でも大切にして下さることに感謝しました。

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