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海外派遣で学んだこと   高等学校2年      

私は今回海外派遣で沢山のことを学びました。その中でも、印象に残っていることは、マレーシア人の話す言語です。日本と違いマレーシアは英語・マレー語・中国語など話す言語が共通ではありませんでした。話す人によって言語を変えて話しているのを見て、日本との大きな違いに驚きました。でも、同じ年のマレーシア人のその姿をみて、私も言語を使い分けて話せるようになりたいと強く思わされて、すごく良い刺激を受けることができました。
 私が今回ホームステイした家族は、同じ年の男の子と、お母さんとその祖母がいました。お父さんはクアラルンプールに単身赴任をしていると聞いて会うことはできなかったけど、ホストマザーが沢山の写真を見せてくれて、とても優しそうなお父さんだなと思いました。ホストファミリーは私にすごく優しく接してくれて、私が英語を理解できずに困っているとジェスチャーで分かりやすく表現してくれたり、簡単な単語に言い換えてくれました。家には、私が使う部屋を用意してくれていて、熊のぬいぐるみやかわいい置き物で部屋をかわいく準備してくれていました。ホストファミリーは、夜にいろんな所の夜景を見せに連れて行ってくれました。私はマレーシアに来るまで、マレーシアは日本と違って住みづらく汚いのかなという少し悪い印象を持っていました。ですが、実際はとてもすみやすく、町にもいろんなお店があって、とても充実した時間を過ごすことができました。また、マレーシアの学校との交流はとても楽しく、一緒に過ごした時間は本当にあっという間でした。
 交流をした中で驚いたことは、マレーシア人の女性に対するレディーファーストのすごさです。海外派遣に参加した私達日本人のホストファミリーと一緒に動物園や町を観光した時、外を歩くと必ず日傘をさしてくれるし、車を降りる時もドアを必ず開けてくれました。学校のすぐ近くにマクドナルドやいろんなお店がある大きなデパートがあって、そこに友達のホストファミリーと一緒に放課後に行ったり、夜の十時くらいに遊びに行ったりして、それがすごく楽しかったのが思い出です。私達が交流したSFIという学校の人達は、ほとんどが男子でした。生徒会や学級委員長などの人は、他の生徒と制服が少し違っていて、全身白の制服に緑のネクタイをつけていました。
 私がマレーシアに行く際に一番心配したトイレと食事は、あまり不便に思うことなく生活できたので安心しました。ですが、マレーシアの学校などで出された飲み物は、すごく甘くて少し飲むのが大変でした。でも、おいしい料理も沢山ありました。
 お別れする最後の日の夜は、みんなのホストファミリーが集まって、一緒に踊ったりしながら食事をしたのがすごくいい思い出です。その際、私達は浴衣を来て参加しました。私のホストファミリーは浴衣を初めて見たと言って、とてもうれしそうでした。お別れをした日は、本当に悲しくて涙が止まらなかったし、学校の生徒の子達も泣いてくれていて、本当にマレーシア人は優しい人達なんだなと改めて思いました。
  今回の海外派遣を通して、マレーシアの沢山の良い所を知ることができました。今度は私が日本の良さを英語で話せるように、勉強も頑張ろうと思います。この経験で、私はコミュニケーションの大切さをすごく実感しました。そのコミュニケーション力を今後に生かしていけるようにしたいです。

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