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青少年海外派遣
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ホームステイをこれからにつなげる  中学校2年         

私は、青少年海外派遣事業でアメリカのカリフォルニア州サクラメントに行ってきました。最初は、カリフォルニアがどこにあるのかさえ分からなく、サクラメントとは、桜のようなきれいな花が咲いている所ではないかと思っていました。しかし、カリフォルニアのサクラメントに行く人たちでの事前学習会で、初めて州都だということを知り、おどろきました。でも、どんな所なんだろう、どんな人たちなんだろうと色々頭の中に浮かんできました。私の習っている英語の先生は、アメリカに十五年位住んでいてカリフォルニアのサクラメントについて沢山教えてくれました。その中でも私がアメリカに行く時までずっと忘れずに覚えていたことがあります。それは、英語の先生が教えてくれた「アメリカ人はとてもオープンで、特にサクラメントは、やさしいひとたちばかり。」という言葉です。私は、その言葉を聞いてとてもうれしくなり、とてもわくわくした気持ちになりました。いよいよ日本を出る一日前となりました。とても緊張して、ホームシックにならないかなど色々考えながら、ついにアメリカに行く日になりました。飛行機の時間がとても長くて、けれど、アメリカの町が見えたとたんつかれも飛んで飛行機の窓からたくさんの写真をとりました。バスでカリフォルに向かって、ついにホストファミリーと初めて会いました。しかし、ホストファミリーはキャンプに行っていたので、いとことそのおばあちゃんがWelcome Party に来てくれました。それから、ホストファミリーと会いました。私の家は、父、母、子供五人、祖母の八人家族でした。最初は緊張して中々話したり、あそんだりすることができませんでしたが、日を重ねるごとに、ホストファミリーとの距離もちぢまり、とても楽しく充実した日々でした。Welcome Partyに来てくれたおばあちゃんから、「My family! 」と言われて、とてもうれしく言葉が出ませんでした。ホストファミリーとすごした三週間は作文用紙には書ききれないほどの思いがあります。日本語みたいに英語でも「ありがとう」の気持ちをたくさん伝えることができたらいいのになと思っていました。でも、ホストファミリーはいつも笑顔で接してくれて、私もいつでも笑顔でいようと心に決めました。 キリスト教会に行ってそこで歌った”Surrender” という曲は私の心を感動で一杯にしてくれる神の曲です。今でもたまに聴いています。こんなに素敵で素晴らしい歌があったんだと私は、アメリカでそれに出会いました。この曲を聴くたびに、アメリカの事が全てよみがえってきます。この曲を忘れずに胸の中でいつもそのやさしさを保っていようと思えるような私と出会って、自分でもおどろいています。日本に帰ってきてからも、何かひっかかっていたことも全てふっきれて気持ちが楽になり、今まで自分をかくすように目立たないように生きていた生き方をやめて新しい自分として自然でいようと決めました。アメリカで過ごした三週間は、私にとって最初の海外でもあり、日本とは違う考え方、人、食べ物、お店、そして文化を学ぶことができました。この経験は、私の財産であり宝物となりました。いつか、英語をもっと勉強してペラペラになって、またホストファミリーとホームステイした時は伝えられなかった事をたくさん話したいです。アメリカは、私にとってかけがえのない国となりました。この経験を忘れずにこれからも頑張っていきます。本当に最高の思い出となりました。

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