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違いを発見    高等学校1年          

私は、将来国際的な仕事に就きたいと思っています。なので今回実際に働いている人の姿を見たり、自分の視野を広げるためにホームステイプログラムに参加しました。
 初日は長時間の慣れない飛行機で疲れていました。そんな中、ホストファミリーとの対面もあり緊張していました。少しワクワクした気持ちもあり、ホストファミリーが来るのを待っていると母と女の子がやってきました。女の子は恥ずかしそうに「ハイ」と言ってくれました。
 私がアメリカに行って初めて使った英語は「ハイ」という返事から始まりました。学校ではいろいろな文法とかを習ってきたけれど、いざとなると文法なんて忘れてしまいました。自分の知っている範囲の単語とジェスチャーで伝えたい気持ちがあれば伝わりました。ホストファミリーは私の英語を最後まで聞いてくれてなんとか話すことができました。 
 アメリカについてからは、日本との違いがたくさんありました。日本にある店でもシステムが違ったりして、アメリカはセルフサービスが多いと思いました。他にも高速道路が無料だったり、ファストフードが多かったりと、私はだんだんと違いを発見することが楽しくなっていきました。
 私が文化の違いを一番に感じたのは、フレンドリーなところでした。全然知らない初対面の人なのに知り合いのように話したりしていました。私も話しかけられたりしましたが、突然のことで頭が回転しなかったりして、うまく返事することができませんでした。フレンドリーな分、助け合いの心もすごくて優しい方が多いと思いました。
 私はアメリカの食事が口に合うか不安に思っていました。ですが、実際はどれも口にあっておいしかったです。ハンバーガーやホットドッグ、タコス、シリアル、サラダ、ステーキなどたくさん食べました。私は日本食である手巻き寿司をホストファミリーに作りました。すると、ホストマザーが寿司が好きだそうで巻き寿司を作る機械を持っていて驚きました。日本食を好きでいてくれることがとても嬉しかったです。
 スーパーなどに行ったとき、日本の商品をいくつか見ました。ざるそばやわさび、けん玉などその他にも日本語の書かれたパッケージの商品が売られていました。これぞグローバル化だったりするのかなと思いました。
 ホームステイ期間中は、いろいろなところに連れて行ってもらいました。レーニア山やショッピングモール、飲食店、博物館、仮装祭り、アニマルパークなど毎日貴重な体験をしていました。思い出すと、アメリカでのくらしやホストファミリーのことが恋しくなります。またいつか行きたいし会いたいです。
 私がホームステイに参加して感じたことは自己主張をはっきりすることと、自分の個性を大切にすること、思いきり笑うことが大切だと思いました。何か質問されたとき、あいまいな答えは通用しなく明確に自分の意思を伝えなければならないと感じました。個性を出すからこそ自分を見つけることができると思います。日本人からして、アメリカ人のツボは浅いです。でも、笑うことによって気分が上がって楽しくなると思いました。
 私はこまかいことを気にしなくなり、前向きになれたと思います。これからもっと多くのことに取り組んでいって、将来世界で働けるような人になりたいです。

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