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青少年海外派遣
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霧島市国際交流協会事務局
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     将来、自分の糧となる出来事     中学校1年    

 私は7月26日から8月2日までの8日間、初めてのホームステイをしました。
 私は、英語を習っていたけれど、中々話す機会がなかったのでしゃべれるかとても不安でした。少しでもたくさん英語をしゃべれるようになりたいと思い、派遣事業に参加しました。
 初めて自分のパスポートを作ったり、入国審査をしたり、経験したことのないことをたくさん体験することができました。入国審査では、英語が全く聞きとれず、上手く会話ができませんでした。習い事で聞くような英語とは少し違うような感じがして驚きました。
 ホストの引渡しのときも、同じように英語が全然聞きとれなくて、急に心細くなりました。周りの人は会話できているのに自分だけが何もできないように感じて、泣き出しそうでした。でも、ゆっくり話しかけてくれたおかげで、徐々に聞きとれるようになりました。
 その日の夕食は、日本食レストランに連れて行ってくれて、少しだけ日本にいるような気がしてほっとしました。
 ホストの家は中華系で、中華料理屋で見るような書や扇のようなものが飾られていてびっくりしました。ホストの食べるご飯はとても辛く、マレーシアの人からしたら辛くないと聞いて、信じられなかったです。いつも優しく気にかけてくれて、少しずつ緊張がほぐれていきました。日本語を勉強していて、私が英語の意味が分からないときには、日本語で話しかけてくれてとても嬉しかったです。ホストにはたくさん親切にしてもらって、大分会話ができるようになったけれど、自分から話しかけることができなかったのが心残りです。
 観光もとても楽しかったです。私は人生で初めてモスクに行きました。ブルーモスクとピンクモスクに行き、ブルーモスクは中に入ることができました。ワンピースみたいなものを着て、頭に布のようなものをかぶりました。ブルーモスクは青いステンドグラスがとても綺麗で神聖な感じがしました。
 ミニマレーシアもとても印象に残っています。ホストと一緒に回って、たくさん写真を撮ってくれました。マレーシアの色んな州の家があって、中は風通しがよくて気持ちがよかったです。みんなでショーを見て、一緒に踊ったりしてとても楽しかったです。
 SFIでは、マンゴースチンやランブータンなど日本で食べることのない果物を食べました。ドリアンは臭いがきつすぎて全く食べられませんでした。マレーシアの色んな学校に行ったり、伝統的な遊びを体験できました。日本では体験できないようなことをたくさん体験して、ものすごく自分のためになりました。
 海外にはやっぱり行ってみないとどんな国か分からないし、実際行ってみて分かったこともたくさんありました。私はこれからもっと英語を勉強して、ホストにまた会いに行きたいです。
 今回、この派遣事業で引率してくださった方々、ホストを引き受けてくれた方々、先生、両親にとても感謝しています。
 この貴重な経験を将来に活かしたいです。

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