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青少年海外派遣
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霧島市国際交流協会事務局
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     ふれあいの旅マレーシア    中学校2年     

 今年の夏休みは、私にとって思い出深いものになりました。
 初めて海外に行ったのです。

 外国には前からとても興味があり、いつか行ってみたいと思っていました。その願いがかなったのです。私は、この機会に日本と違う世界を見て、視野を広げ、将来の夢に役立てたいと思いました。
 行くことが決まり、出発の日をわくわくしながら待っていました。しかし、出発の日が近づくにつれて不安が増してきました。一番の不安は、ホストファミリーとうまくコミュニケーションがとれるかということでした。ホストファミリーは、私に優しく接してくれ、気軽に私に話しかけてくれました。それで、私の不安も吹き飛び、楽しい時間を過ごすことができました。 もう一つの不安は、食事です。私は、苦手な食べ物が多く、何でも食べられる方ではありません。マレーシアの料理は、スパイスの効いた物や肉料理が多いと聞きました。辛いものも肉も苦手な私は、マレーシアの食事が食べられるだろうかと心配でした。ホストの家では、何度か外食に連れて行ってもらい、いろいろな肉料理を食べる機会がありました。せっかくごちそうしてもらうのだからと思い、頑張って口に入れてみました。味が肉によくしみていて、とてもおいしく感じました。初めて肉がこんなにおいしいんだと発見しました。
 私は、英語で積極的にコミュニケーションをとることを、今回のホームステイの目標にして臨みました。
 ホストとの交流では、最初は自分から声をかけることができず、どう話せばいいのかと悩んでしまいました。でも、スマホの通訳アプリを使って会話することで、「英語で伝わらないときはスマホもある。」という気持ちで話しかけました。会話していくうちに不安な気持ちもなくなり、会話することが楽しくなっていきました。そして、自分が大切に思っていた感謝の気持ちを伝えるということもしっかりと英語で伝えることができました。
 また、相手がいやな気持ちにならないようにいつも笑顔でいることも心がけることができました。
 私たちが交流したセントフランシス学院では、いろんな人種の人が学んでいました。そんな中で、みんなとても仲良くしていたことが印象に残りました。
 日本では、周りと違うという理由で仲間はずれにされたり、いじめられたりすることもあります。人種や文化、宗教、生活習慣などが違っていても、差別したりすることなく互いを認め合って暮らしていることが、とてもすばらしいと思いました。美しい心を持った人たちが暮らしているマレーシアという国が、大好きになりました。
 マレーシアで過ごした期間は、たくさんの人と交流し、異文化に触れ、これまでにしたことがない経験をすることができました。日本と違うところもたくさん発見し、マレーシアの良さとともに日本の良さにも気づくことができました。
また、一緒に行った仲間たちに助けてもらったり、マレーシアの現地の人たちに温かく歓迎されたりして、とてもうれしかったです。
この貴重な経験を忘れず、これからの生活に生かしていきたいです。そして優しい日度人がたくさんいる国マレーシアに、いつかまた行きたいと思います。

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