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青少年海外派遣
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霧島市国際交流協会事務局
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      心に残る2つのこと    中学校2年      

 今回の旅行では、2つのことが心に残りました。1つ目はホームステイを通して英語の聞く力が付いてきたことで、二つ目は文化の違いを知ることができたことです。
 ホームステイ先の1日目は、何を言ってるのか全然分からなくて、とりあえずひたすら頷いておくような感じでした。
 2日目は、言っている単語が少しは聞き取れるようになってきました。
 3日目には、私に向けて聞きやすく言ってくれている質問なら、何を聞いているか、ある程度分かるようになってきました。
 4日目には、ホストファミリーたちが私は英語が分からないからと私の前で堂々と私へのサプライズについて話しているのが分かるぐらいになりました。少しずつ話していることが分かるようになっていくのはすごく嬉しかったです。
 最初は、ホストファミリーとも必要なことしかしゃべらなかったけど、最後のほうには、ホストシスターのノエルちゃんと一緒に、折り紙の鶴で遊んだり、お店で扇風機に手をかざして「めっちゃ涼しい!」とか言ったりしていました。英語の聞く力が付いて、外国の人たちとコミュニケーションがとれたことは、とても嬉しかったです。
 心に残った2つ目は、日本とマレーシアの文化の違いです。
 まず、食事は基本外食です。家でご飯を作って食べるより、外食の方が安いからです。
 次に、驚いたのが外食のお店でのことです。ご飯を食べるときに平気で食べこぼす人が多いのです。お皿でなくてテーブルや床に食べこぼしても全く気にしないのです。私は少し汚いなと思いました。
 でも、それ以上に驚いたのが、片付けの仕方です。食べ終わると、お店の人が片付け用のカートを押してきます。スープやお茶を1つにまとめます。その時、多少こぼしてもやはり気にしません。そしてすごい色になった器をカートに載せます。他の食器も同じように、食べ残しを1つのお皿にまとめて、ぐっちゃぐちゃになった食べ残しを入れたお皿をカートに載せます。最後に食べこぼしなどをプラスチックの板で集めて、食べ残しが入ったお皿にズサーと乗っけます。テーブルクロスのある所では、テーブルクロスごと交換しているところもありました。
 最後に、日本と違うと思ったことは、マレーシアの人は目が合っただけで、知らない人でも手を振ってくれる人が多いということです。日本でもマレーシアのように目が合うだけで手を振るような雰囲気があるといいなと思います。
 マレーシアとは同じアジアの国なのに、けっこう違うところがありました。でも、違う文化の私たちに優しく接してくれる人が多いことを嬉しく思いました。私も世界の違う文化の人たちに、相手の国の文化も受け入れて優しくしていきたいなと思いました。

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