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青少年海外派遣
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霧島市国際交流協会事務局
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     今だから感じること    高等学校2年      

 私は、マレーシアという国にあまりイメージを持たずに行きました。行ってみると都市部では高層ビルが立ち並び発展していました。飲食店は高級そうな所や現地の人が日常的に利用する所に行きました。
 私は、マレーシアの食べ物をたくさん食べたいと思っていました。最初にホストとその友達と食べたのは、ナンのようなものをスープにつけるものでした。しかし、スープが少し辛くて辛いものが苦手な私は2、3口しか食べられませんでした。マレーシアには辛いものが多く、何度かチャレンジしましたが克服できませんでした。朝食はホストのおばあちゃんが作ってくれた目玉焼きと、魚の味がする揚げ物でした。他にもチキンやスープがありおいしかったです。日本では見かけないマンゴスチン、ランブータンという果物を食べました、どちらもさっぱりしていて甘く、また食べたいと思いました。他にはドリアンを食べました。初めはにおいが臭いと感じていましたが、だんだん慣れてきました。現地の人はおいしいと食べていて、日本人の中にもおいしいといっている人がいたので、臭いだけで味はよいのかもと思い食べてみると、玉ねぎのような味でもう食べたくないと思いました。マレーシアの食べ物はおいしいものもありますが、私の口に合わないものもあり、私の胃は恐ろしいほどに小さくなり食欲が湧きませんでした。
 私が一番違う習慣だと思ったのは、夜遅くまで出歩くことです。友達同士で夕食を食べに行き、ショッピングをしたり夜景を見たり夜市に行ったりして、家に着くのは12時過ぎでした。寝るのがはやい私にとって眠気との戦いでした。私のホストはファミリーより友達と過ごすことが多く、いつも10人程度で集まっていました。みんなすごく優しくていろいろ話しかけてくれて嬉しかったです。日常的にはマレー語や中国語を使っていて、英語ではない言語をきけて新鮮でした。日常では英語を使っていないのに話せるのは多民族だからだと思いました。知っている単語数が全然違い、普段から様々な言語と触れ合える多民族の国にあこがれました。
 私はマレーシアの人は時間にルーズだと思っていたのですが、個人差があり、私のホストはそうではありませんでした。なので私は、毎朝伝えられた時間よりも早く起こされていました。ですが部屋がキンキンに冷えていたので目はすぐに覚めました。
 生活面で日本と違うと感じたのは、靴は外で脱ぐ、洗濯は手洗い、鍋は大きい中華鍋、シャワーは基本朝・夜などです。特に不便な点はなく過ごしやすかったです。また、物価が安いのでこれでこの値段と感じることがありました。しかし、品質は日本のほうがよいと思いました。
 マレーシアの観光地にも行きました。イスラムの人の行くモスクでは、女性が肌をおおう服を着ました。時間が経つにつれ熱がこもり汗をかくほどになり暑かったです。他には学校を訪問したりタワーに行ったり、トライショーという伝統的な乗り物に乗ったりと毎日が新しいことばかりで貴重な日々でした。1週間とは思えないほど1日1日が濃くて時が経つのがゆったりに感じました。
 ホストの方々にはとても楽しませてもらい、お世話になりました。充実した生活だったことを感謝します。
 今回マレーシアに行き文化に触れることができたのは、国際交流協会の方々、保護者、多くの方の協力があったからです。この機会を与えてくださりありがとうございました。感じたことや学んだことを大切にしたいと思います。

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