霧島市国際交流協会 Kirishima City International Exchange Association

国際交流トレッキング

　11月26日(土)、国際交流トレッキングを開催しました。霧島ジオパークは９月２８日に日本ジオパーク委員会の審査の結果、エリア拡大が認められたので、霧島市国際交流協会として国際交流トレッキングを企画しました。当日は日本人８名、外国人７名、事務局３名が参加し、バスでえびの高原エコミュージアムセンターを目指しました。市役所からえびの高原までの道中は小雨が降っていて、天気が危ぶまれましたが次第に晴れに変わり、当初の予定通り池めぐりコースをトレッキングすることができました。
　池めぐりは霧島山の中でも初心者向けの易しいコースですいすい進んでしまいそうですが、今回は経験抱負なジオガイドが要所ごとに動植物や火山の成り立ちなど色々なことを教えてくださったので、発見の多いトレッキングとなったのではないでしょうか。今回の外国人参加者は大体の日本語を理解できる方が多く、ガイドの言葉にうんうんとうなずく様子や直接質問されている様子も見られました。えびの高原を出発し白紫池と六観音御池を見て、参加者同士の話もはずみながら２時間ほどのトレッキングを終えました。
　トレッキングの後は霧島さくら農園に移動して、レストランでの食事。なんこつ煮やしゃぶしゃぶなど鹿児島の郷土料理を中心とした食事やさくら農園のぶどうや金柑大福のデザートを、トレッキングの後は一層おいしくいただけました。グループごとに、外国人参加者の普段の仕事や生活など話が盛り上がっていました。食事の後は、霧島さくら館でお土産買う方が多く、中国人参加者の方も「いつもお世話になっている会社の方にお土産を買いました」と嬉しそうでした。
　外国人参加者の方に話をうかがうと、「普段の休みは車もないので、家でゆっくりしていることが多いです。今日はとても楽しかった。仕事以外の日本人と話せるととても嬉しい。今後もイベントがあればぜひ参加したいです」との声をいただきました。霧島の魅力的なスポットを通して、国際交流を楽しんでいただけたら幸いです。