僕の夢は、世界中に友達をたくさん作ることです。世界中の人たちと一緒に大好きなスポーツを通して仲良くなりたいです。僕は、この派遣事業が、自分の夢に近づくための第一歩になると思い参加しました。
僕は、初めてのホームステイに期待と不安で胸がいっぱいでした。でもホストファミリーが笑顔で明るく迎えてくれ、一気に不安がなくなりました。困っていたらすぐに助けてくれたり、僕の英語を何とか理解しようと最後まで聞いてくれたり、とても優しかったです。
僕のホストブラザーは日本の文化に興味があり、日本語を熱心に勉強していました。
「これは日本語で何ていうの。」
と僕にいつも質問をしてきました。また、僕と同じ「ワンピース」や「ハイキュー」の大ファンで、ジェスチャーを交えながらとても会話が弾みました。言葉は通じなくても、共通の話題でこんなに盛り上がり仲良くなれるなんて、思いもよらなかったです。言葉は通じなくても伝えたい気持ちさえあれば、お互いに理解し合えるのだと思いました。
また、SFIの学校訪問では貴重な体験がたくさんできました。その中でも一番の思い出は、朝の時間にマレーシアの生徒たちと、僕の大好きなバレーボールをしたことです。みんなでスポーツを一緒にしながら仲良くなれたのが、何よりも最高に嬉しかったです。やはり、スポーツには言葉や人種は関係なく、誰もが楽しめるものだと思いました。それから、
「マレーシアの伝統スポーツをしようよ。」
と、一緒にバレーボールをした友達に誘われ「セパタクロー」というスポーツを体験しました。サッカーのリフティングのような遊びで、少し難しかったです。竹でできているので足が痛くなりましたが、とてもおもしろいスポーツでした。
僕はその他にも、もう一つ挑戦したことがあります。それは、みんなでカレーを手で食べたことです。最初は手が汚れるから嫌だなとためらっていましたが、友達が、
「TRY(やってみて)!」
と話し掛けてきたので、真似をしながら手を使って食べました。手がベタベタなりましたが、マレーシアのお米はパサパサしているので、手でご飯を集めて食べる方が食べやすかったです。だからマレーシアの人は、スプーンを使わずに手を使うのだと分かりました。僕は、何事もまずは受け入れて、やってみることが大切だと学びました。
僕はこの事業に参加して、マレーシアが大好きになりました。マレーシアの文化を自分の目で見て感じ、人の温かさに触れ、たくさんのことを学ぶことができました。また、現地の人たちと積極的にコミュニケーションを取ることで、連絡先を交換し、友達もたくさんできました。僕はこれからもっと英語を勉強して、いろいろな世界を見てみたいです。そして、世界中にどんどん友達を作っていきたいです。最後に、このような素晴らしい経験ができ感謝の気持ちでいっぱいです。Terima kasih(ありがとう)!
|