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テリマカシー
中学2年

この言葉は,マレー語で「ありがとう」という意味です。待ちに待ったマレーシア。楽しみな気持ちと少し不安な気持ちが交じりながら僕は家を出ました。僕たち派遣生十人は,霧島市に住んでいる中高生の中で選ばれました。初めて会う人達,名前も知らない状態からスタートしました。最初はすごく不安でした。だけど,どんどん顔合わせをしていき自然と仲良くなっていました。そして,今回のマレーシア派遣に行って,心に残っていることが三つあります。
 一つ目は,サファリパークに行ったことです。サファリパークでは,派遣生十人のホストファミリーと,一緒に行きとても仲良くなりました。たくさんの写真を撮ったり,一緒に園内を回ったりなど,いろいろなことをしてとっても楽しい思い出になりました。
 二つ目は,ホストファミリーのことについてです。ホストファミリーにはいろんなことをしてくれました。僕をナイトマーケットに連れていってくれたことです。ナイトマーケットは,多くの人でにぎわっていて,活気があふれていました。夜なのにまるでお昼のように人が多くいました。
 そして別の日には,一緒にバスケットボールをしてくれたことです。ホストファミリーは,僕がバスケットボールのことが好きなのを知っていました。そして一緒にバスケットボールをしようと言ってくれました。そして一緒にバスケットボールをしました。現地の子供たちも一緒にしました。とても楽しかった思い出でした。
 三つ目は,現地の学校との交流です。僕たちが,学校を訪問したときに,学校の生徒がすぐに話しかけてきてくれました。すごくフレンドリーに話しかけてくれてすぐに仲良くなれました。そして,一緒に学校内を回って学校の歴史など,いろいろなことを教えてくれました。また,一緒に写真を撮ったり,一緒にお昼ご飯を食べたりしてとても楽しかったです。学校との交流が最後の日には,生徒たちと学校周辺あたりを見学もしました。その日の夜には,学校の先生方や十人のホストファミリーとみんなで一緒に夜ご飯を食べました。マレーシアの踊りや遊びを一緒にしてとても楽しい夜を過ごせました。
 今回のマレーシアへの研修で,生まれた国や文化が異なっていても,心が通い合えば人は通じあうことができるということを実感しました。そして,言葉に違いがあったとしても伝わること,何よりコミュニケーションの大切さを実感することができましたこのご縁を私は一生の宝物にします。そして,もう一度ホストファミリーに会いに行きたいです。また,ホストファミリーが日本に来るときは,今度は私が日本のよさをつたえ、おもてなしをしてあげたいと思います。


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