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ホームステイを通して
中学2年

 私がこの短期間で学んだことは二つあります。
 一つ目は、友達と仲良くしコミュニケーションをとる大切さです。私はとてもシャイだから打ち解けるまでにすごく時間がかかるけど、相手のほうから積極的にアプローチしてくれたのですぐ打ち解けることができました。友達がたくさんいるとわからないことを尋ねることができたり、悩んだ時には相談にのってくれたりと視野がとってもひろがったので大切なことだと思いました。
 二つ目は、積極性をもって何事にも取り組むことの大切さです。自分から積極的に物事を取組んだり、発言したりすることはとても大切だと感じました。ただでさえ外国では日本語が通じないので言いたいことがあったら自分から積極的にアピールしなければなりません。なので、人に頼って言うのではなく、自分を最大限に使って表現することを心掛けました。
 次に、アメリカでの思い出です。私が特に印象に残っていることは七つあります。
 一つ目は、石鹸づくりです。アルパカの毛を縦横交互で二重に包んでお湯につけて揉みこみます。すると不思議なことにぴったりとくっつき、長方形のふわふわした石鹸になります。なぜ石鹸なのに毛で包む必要があるのかというと、タオルとボディーソープを合体した一石二鳥なイメージを考えて作ったからだそうです。そんな発想をしたことは一回もないのでアメリカの人はやっぱり創造豊かでいいなと思いました。
 二つ目は、ウェルカムパーティーです。ウェルカムパーティーは公園でありました。食事は、みんなが持ち寄った食べ物を机に並べて各々がさらに盛り付けて食べるというスタイルでした。パーティーのごはんはどれもおいしくて幸せな気持ちになりました。食べ終わった後はみんなでバスケをしたり、小さな男の子とサッカーボールをけりあったとしてたくさんのいい思い出と友達を作ることができました。
 三つめはシアトル旅行です。シアトルはいろいろな食べ物や物が売っている日本では言えば商店街みたいなものでした。とっても広くて迷子になりそうでした。魚を投げる芸当を見たり、スタバ一号店の前で写真を撮ったり、土産屋に行ったりしました。
 四つ目は、クラフトDAYです。この日はホストファミリーへのプレゼントを作りました。一つのタイルに自分の好きな色を混ぜあわせたカップをたらして世界に一つしかない素敵なタイルアートを作ることができました。THANKYOUカードとともに渡すと「ほんとうにありがとう。」とホストファミリーが言ってくれました。
 五つ目はボランティア活動です。老人ホームに行って一緒に折り紙を作りました。事前に折り紙の勉強をしていなかったからかなりてこづってしまったけれど、つるやぴょこぴょこがえるやハートを一緒に作りました。最後に「とっても楽しい時間を過ごすことができたわ。ほんとうにありがとう」とハグをされて人を喜ばすことはこんなに素敵で幸せな気持ちになれるのだと知りました。
 六つ目は野球観戦です。クラスタイムが終わった後にみんなでタコマの野球観戦をしに行きました。野球観戦をするのは人生で初めてでルールもわからなかったけど、ホストファミリーの友人が詳しく解説してくれてとっても有意義な時間を過ごすことができました。最後には、今年はあきらめようと思っていた花火を見ることができてとてもうれしかったです。
 七つ目は、さよならパーティーです。みんなでたくさん話し合って決めたプログラムを飾り付けからパフォーマンスまですべて自分たちでするというものでした。みんなで早い時間からパーティーの会場に向かって準備をしたパーティーは大成功でした。さよならパーティーで一番心に残ったことは、39スピーチです。それは、私たちMNCCポートオーチャードのグループが三週間お世話になったホストファミリーたちに代表の人が感謝の気持ちを伝えるスピーチです。それは、みんなの心を揺さぶるような素晴らしいスピーチで涙が出ました。
 短いようで長かったトラブルだらけの三週間だったけれど、友達や先生、TCのおかげで本当に濃厚で幸せな思い出を作ることができました。また、行く機会があったら絶対に行きたいです。そして、このホームステイを通して学んだことをこれからの人生に生かしていこうと思います。


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