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今回の派遣事業を終えて
中学2年

 私は今回の派遣事業を終えて3つのことを学びました。
 一つ目は、言語の違いです。私はアメリカに3週間、短期留学をしました。当たり前のことですがアメリカでは英語を話します。英語は学校の授業で習っているものの、実際の現地での会話は話すスピードも早く、知らない単語がたくさんありました。短期留学中には電子辞書を持っていって、同じステイ先の友達と一緒にたくさんの単語を学ぶことができました。また、日本語ではなんて言うのかもホストファミリーに伝えることができました。アメリカでは通じない言葉や初めて知った単語などもたくさんあって新しい発見をすることができました。
 二つ目は、文化の違いです。アメリカと日本ではたくさんの文化の違いがあります。生活の違い、学校の違い、交通ルールの違いなど様々なことが異なっていました。その中でも1番驚いたことが、自宅でする宿題が学校から出されないことです。私の学校では休日にする課題や長期休みにする課題がたくさん出されます。今年の夏休みもたくさんの宿題が出されたのでホームステイ先にも持って行きました。私がリビングで宿題もしているとホストファミリーに凄く驚かれたのを今でも覚えています。アメリカに行って不思議に思ったこと、これはなんだろうと疑問に思ったことがたくさんありました。しかしそれを疑問に思って終わらせるのではなく、ホストファミリーに聞いてアメリカの文化を教えてもらうと同時に、日本の文化や霧島市のことをホストファミリーに伝えて文化交流をすることができました。
 三つ目は、今回のホームステイを鵜呑みにしてはいけないことです。今回のホームステイは、お金はもらわずボランティアでホストファミリーは私たちを受け入れてくれました。それは一緒に留学に行った他の友達のホストファミリーも同じです。留学に行く前、アメリカはすごく危険な場所だと引率の先生から話がありました。物を取られたり、誘拐されたり、すごく危険な場所だと。私たちのホストファミリーはすごく親切で、ご飯を作ってくれて、学校にも迎えにきてくれて、私たちにすごく良くしてくれました。しかしそれは、ホストファミリー達がボランティアで私たちを受け入れてくれたからこそだと私は思います。アメリカは日本より危険な場所で治安も悪いと私も現地で体感しました。みんながみんな、私たちのホストファミリーのような人たちばかりではないと私は思います。留学から帰ってきて、一緒に留学に行った友達とまたアメリカに行きたいねと話す機会がたくさんありました。私もそう思いますが、今回のホームステイは比較的安全なポートオーチャードに行ったから楽しく、何事もなく無事に帰って来れたと引率の先生も言っていました。そのことを忘れずに、留学の楽しさと共にみんなに伝えていきたいと思います。
 私は、今回の派遣事業で言語や文化の違いなど、たくさんのことを学ぶことができました。留学はあまり体験することができない貴重な体験です。また、私1人の力では行くことができず行くまでの準備、留学費用の出費、援助等いろいろご協力してくれた方々に感謝致します。ありがとうございます。


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