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アメリカ留学で学んだこと
高校1年

初めに私がこのホームステイに応募した理由はアメリカで英語に触れる機会を増やすことで英語の良さに気づくことができ、英語を好きになれると思ったからです。私は行く直前までホストファミリーと上手く会話ができるか不安で胸がいっぱいでした。しかしメンバーと飛行機に乗った時、みんな明るくて私も自然と口角が上がり初めての海外に心が弾んでいました。
 最初はホストファミリーの話していることを聞き取ることに必死でした。一週間経つとアメリカでの生活にも慣れ聞き取れるようになり自分の意見を少しずつ言えるようになりました。私が一緒にホームステイした熊本県の高校二年生は私よりも英語ができてホストファミリーの言っていることを理解するのも早く積極的な性格だったので私はいつもそのこと自分を比べてしまっていました。ホストファミリーに一度「Hは喋らないから私はわからない」と言われました。その時私はショックで正直日本に帰りたくなりました。次の日、私は引率の先生に相談しました。すると「それはきっとHのことを思って言ってくれたんだよ。Hができることはあるはずだよ。」と言われました。私ははっとし、私にできることは何か考えることにしました。それ以来毎日ホストファミリーに質問する内容を考えたり、普段より少しリアクションを大きくしたりYesNoだけでなく些細なことでもホストファミリーに言うようにしました。自然と会話も増え、お互い笑顔が増えたことを実感しました。
 私がアメリカで一番感じたことは助け合いの精神です。私がホストファミリーと初めてピザを食べに行った時に全員分の水を用意してくれたことにとても驚きました。車のドアを開けてくれたりお店のドアも全員が通るまで開けて待っててくれる優しさに感銘を受けました。私も見習おうと思い、ホストマザーがたくさんの荷物を持っていたら1つ持ったりしました。そして私がみんなに助けてもらった時にはThank you!と必ず目を見て伝えるようにしていました。日本人は責任感の強さから助けを求めずに自己解決しようとする人が多いと改めて思いました。アメリカ人は自分の考えをハッキリ言うので助けて欲しい時も周りに伝えます。英語で「Can I help you?」と言うのは簡単でしたが「手伝おうか?」というのは勇気がいるので日本でも言えるようになりたいと思いました。
 私がアメリカに行って大切な友達ができました。最初自分から話しかけに行くことは勇気が必要でしたが日本とアメリカの学校について互いに話し、3週間という短い期間で仲を深めることができました。その子たちからお別れの日にアメリカのお菓子やぬいぐるみ、おもちゃをもらったときには涙が出そうでした。その子たちとは日本に帰ってからも連絡を取り合っています。またいつか会いたいと思える友達ができたこともこの事業に応募してよかったなと思えた理由の一つです。
 私はこの経験やたくさんの思い出を忘れることなく将来に活かしていけるよう英語の勉強を頑張りたいと思います。そして自分の意見もいえるような人間になりたいとおもいました。
 最後に今回このような機会を与えてくださった霧島市国際交流協会の皆様本当にありがとうございます。そしてこの事業に参加するにあたって背中を押してくれた両親や友人たちにも感謝を伝えたいと思います。


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