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上海での6日間
高校2年
 謝謝。再見。
 今年の夏、霧島市の派遣生として、上海に行きました。私は海外に行ったことがなく、どちらかというと積極的ではない性格ですが、自分の英語を上達させたい・海外に友達を作ってお互いの文化や学校生活について話したいという思いが強く、私のありったけの勇気を総動員してこのプログラムに参加することを決めました。
 参加が決まったときは、嬉しくて出発日を心待ちにしていました。しかし、いざ出発日が近づくと、上海の2人の子とマメに連絡を取るようになり、どんな子か早く会いたいという気持ちが大きくなる反面、仲良くなれるだろうか、私の英語が通じるだろうかという不安がどんどん大きくなっていきました。そんな期待と不安でいっぱいになりながらの出発でした。
 上海に着くと、中国の子が優しく迎えてくれて、不安はサッと消えて、その日の夕食では、韓国やドイツ、ニュージーランドの子達とも話し、楽しい1週間になりそうだなとワクワクしました。上海では、博物館や有名な観光地を訪れたり、中国の文化に触れたりしました。私が特に心に残った最終日は、各々でショッピングをしたりして、普通の中国の生活を楽しみました。中国の子達が、積極的に店を案内して、お土産を買うときは値切ってくれて、日本ではあまり見ない光景に驚くとともに、優しさを感じました。また、船での閉会式では、それぞれ歌やダンスの出し物をしたりして、最後の思い出作りをしました。特に、洋楽や k-popの歌を初めは数人で歌っていたけれど、自然と皆集まってきて、最後には円になって大盛り上がりで歌ったことが楽しかったです。その時、このプログラムに参加させてもらえて、本当によかったなと思いました。
 私は、たった1週間でしたが、大切な友達ができました。最初は不安や緊張でうまく話せずにいましたが、そんな時に「こういうこと?」と聞き返してくれたりして、緊張も解けて会話が弾むようになりました。この事業が終わった今も連絡を取り続け、お互いの近況について話せる海外の友達ができ、本当に参加する勇気を出してよかったなと思いました。
 また、私は今回学んだことが2つあります。1つ目は、中国の人達は、すごく優しいということです。上海に行く前は、中国に少しネガティブなイメージを持っていましたが、実際に交流して、そのイメージが変わりました。中国語が理解できなかった時に全部翻訳してくれたり、困っていたら、すぐに助けてくれたりして、本当に助けられました。2つ目は、失敗を恐れない勇気の大切さです。間違った英語を使っていたらどうしようと話しかけることを躊躇っていましたが、聞き返してくれたりして会話は続けられました。このプログラムを通して、私は少し積極的になれたと思います。これからは、失敗を恐れずに様々なことに挑戦していきたいです。また、今回の経験をこれからの英語の学習などに生かしていきたいです。  最後に、このような素晴らしい機会をくださった霧島市国際交流協会の皆様、また応援してくれた家族に感謝を申し上げます。とても充実した楽しい1週間となりました。本当にありがとうございました。


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