霧島市国際 交流協会について |
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カンボジアで経験したこと | |||
中学1年 | |||
「言葉が通じなかったらどうしよう」「食べ物が食べられなかったらどうしよう」行く前の私は、楽しみな反面、そう不安に思っていた。なぜなら私は初めて、家族と離れて海外で7泊8日を過ごすことになっていたからだ。しかし、村に着くと、その不安は無くなった。ホストファミリーはとても優しく、たくさんのおもてなしをしてくれた。初日から、覚えていったいくつかのカンボジア語を使うことができた。カンボジアは日本とは違うことが多く、初日はたくさん戸惑ったけど、2日目からは慣れていった。例えば、水浴びは、朝と夕方の2回であることや、ご飯だ。ご飯は、初めて見る果物や、味わったことのない味付けの卵焼きも食べた。しかし、初めてにもかかわらず、私たちの口に合うものだったので、毎日お腹いっぱい食べた。私の家のホストシスターのテヴィとヴィヴィは、暇な時に、一緒に散歩しよう!と言ってきた。私のホストマザーと、向かいの家のお母さんが姉妹だったので、よく行き来していた。向かいの家の3歳の男の子、ターネイがよく懐いてくれた。その子たちに金平糖をあげたら、お別れの日まで袋を握りしめてくれていた。また、お土産の塗り絵やシール帳も気に入ってくれた。毎晩のように、ホストシスターの7歳のテヴィが、読めるようになったばかりのカンボジア語を一生懸命教えてくれた。お母さんは優しくて、私が服を洗おうとしても「いいよ、いいよ」とやってくれたり、毎食ご飯を作ってくれて、朝も集合場所まで一緒に行ってくれた。また、家族や親戚とバドミントンを楽しんだ夜もあった。私の家は屋根の下に、家があったので、スコールが降ってもご飯を食べたり、遊んだりした。気温は日本より暑いと思っていたが、そうでもなく、湿気も少なかったので一日中快適だった。「この村のような場所に住みたい!」と思ったほどだった。
また、JICA事務所の訪問や、青年海外協力隊の実際の活動を見て、カンボジアの教育の現状を知っ教科書の内容に誤りがあったり、学校で、わざと大事なことを教えずに、自分の塾でお金を取って教えている先生もいると知った。そして、初等教育でも、留年や退学があるということも知った。 質の高い教育をみんなが受けられる日本はとても幸せな国なんだと改めて気付かされた。 最初は、あんなにも不安だった気持ちが、こんなにも「楽しい」「帰りたくない」という気持ちに変わっていた。ガスも水道も通っていない村だったが、村での生活は、思っていた以上に快適だった。初めてのことで驚くことも多かったが、それも楽しいと思えた。私は、またカンボジアのこの村に来たいと思った。また、青年海外協力隊の活動を実際に見て、国際協力にも興味を持った。私は、これからも、勉強を頑張ろうと思った。今回の海外研修の経験は私にとって、一生物の宝物になった。 オークンチュナム!(本当にありがとう!)
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