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マレーシア派遣を通して
中学1年

マレーシアに行きたいと思ったきっかけは、素直に私の好奇心からでした。学校でもらった派遣事業のプリントに四つの国が書いてあり、その内のマレーシアでは、どんな生活なのか、どんな人がいるのか、どんな国なのかと大変興味を持ちました。
 訪れてみて、一番最初に印象的だったのは、現地の人達がとても優しくて、明るい人達ということでした。最初滞在させてもらうホストファミリーや派遣先で訪れる学校の学生さん達がどんな人達なのか分からなかったので、不安でしたが、交流が始まってすぐ優しいということが分かったので、安心しました。
 特に私が一番困ったのは、言葉でした。私は、英語をあまり話せなくて、現地の人と話がうまく出来ず、翻訳アプリに頼りっきりになってしまいました。その時、私は自分が英語で話せないことがとてもくやしかったです。食事に関して言えば、ホストファミリーがイスラム教徒だったので、肉はとり肉しか食べません。香辛料も辛いものが多く、あまり得意でない私は、慣れない味に苦戦しました。
 大変だったことばかりではなく、楽しいこともたくさんありました。派遣生全員で、民族衣装を着て、写真を撮ったこともその一つです。学校側が準備してくれた民族衣装を着ることになりました。民族衣装は、マレー系、中華系、インド系があり、色々な民族衣装を着ました。着ている物が多かったのは、中華系の衣装とマレー系の衣装が多かったです。また、伝統的な遊びを現地学生から教えてもらい体験しました。チョンカという遊びは、ルマーという大きな穴にビー玉をたくさん集めてその数を競い最後にビー玉が、たくさんあった方が勝ちというゲームです。ルールを覚えるのに時間がかかってしまったけど、とても楽しいゲームでした。
 伝統工芸の染め物もさせてもらいました。名前は、バティックといい、ろうで描かれた模様に色を染めました。染めている時に、難しかったのは、色がはみ出したりして、少し難しかったです。でも、乾かす前と後では、また違うきれいな色が出せました。
 私は、人と仲良くなるのが得意だと思っていたけど、やはり言葉を知らなきゃ現地の人と仲良くすることは簡単ではないことを気づかされました。だから、英語をもっと勉強しようと思いました。自分の口でマレーシアの人とうまく話せなかったのがくやしかったので、もっと勉強して少しでも話せるようになりたいです。
 そして、色々な人と交流するのは、楽しいということです。今回のマレーシア派遣事業で、マレーシアの人達だけでなく、日本の派遣生とも交流することが出来ました。会話していくうちに、学校も年齢も関係なく、仲良く交流することが出来ました。自分が困っている時、分からない時たくさん助けてもらいました。帰国してから、数日経った時、みんなと過ごした思い出がジワジワと思い出され、すごく寂しく感じていました。これからも、派遣生との交流を続けていき、色々な人との出会いを大事にして、どんどんチャレンジしていきたいです。
 今回このような貴重な体験させていただきありがとうございました。


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