自分は、この霧島市国際交流に参加する前に3つの目標がありました。
1つ目はコミュニケーションです。初日は、ホストファミリーとマレーシアの街を歩き、たくさんのお店や飲食店に行きました。そして自宅では、マレーシアの有名な果物のランプッタンやドリアンさらにヤシの実などを食べたり飲んだりしました。そうしているうちにホストファミリーと自然と話す機会が多くなってきて沢山の交流を図ることが出来ました。さらに、次の日は学校の生徒さんとサファリへ行きました。とてもフレンドリーで分かりやすい単語を使ってゆっくり話してくれました。私も英語力不足でジェスチャーなどを通して積極的にコミュニケーションを取り、みんな優しさに嬉しくなりました。
2つ目は、マレーシアの食文化と歴史について学ぶことです。マレーシアの食文化として辛い物が多い印象を受けました。自分自身は辛い物はあまり得意ではないため少し苦戦しました。さらに驚いたのは水です。マレーシアでは、ほとんどの飲食店が温かい水でした。なぜ水が温かいのか尋ねると、マレーシアでは水が汚染されているため安心して水が飲めるようにしていると答えてくれました。日本はどうなのか、と聞かれたので冷たい水だよ。と答えると驚いていました。次に、マレーシアでは素手で食べることが多かったことです。調べてみたら宗教的な戒律を強く守っているとのことでした。ここでも日本とマレーシアの違いがあり勉強になりました。4日目は、マレーシアの歴史的建造物を見て回りました。マレーシアはポルトガルやオランダそしてイギリスなどに植民地にされており1963年には日本に占領されたことを初めて知りました。今では平和を宣言するための建物がありました。マレーシアの食文化や歴史について直接見たり触ったりしてとても貴重な体験が出来ました。
3つ目は、日本の文化や魅力を伝えることです。ホストファミリーに日本のお土産をプレゼントしました。とても喜んでくれたので良かったです。その後、持参したかるたや折り紙をしました。かるたはルールを教えることに苦戦しましたが最後はうまく教えることができとても盛り上がりました。その次は、日本の写真や家族の写真を見せました。日本の祭りや街並みなど日本にしかないものに驚いていました。ホストファミリーは一度日本に来たことがあり京都や大阪に訪れたそうです。日本の文化を写真だけで教えることに難しさを感じましたが、これからも連絡手段をうまく使いながらまだまだ交流を深めていき日本の文化や魅力伝えていきたいです。
この3つの目標を達成するために、この8日間はとても短く感じました。そしてこの貴重な体験をさせていただいた霧島市国際交流協会の関係者の皆さま、そして両親に感謝の気持ちでいっぱいです。この交流会でたくさんの方に出会えたこと貴重な体験ができたことしっかり将来に繋げていきたいです。
|