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マレーシア派遣を通して
高校2年

私はこのマレーシア派遣を通して、マレーシアの文化やマレーシアの人の温かさを身をもって感じられ、驚きや気づきなどをたくさん感じることができた一週間だったと思います。
 マレーシアに行く3日前からホームステイ先の子と連絡を取り合い、家族のことや学校のこと、お互いの趣味や好きなものについても話しました。渡航前にいろんな話を聞くことができたからか、不安は少しずつ取り除かれ、とてもワクワクした気持ちで出発できました。
 無事、学校に着き、ホストファミリーや学校の生徒の会話を聞いていると、気づいたことがありました。それは、いろんな言語が飛び交っていることです。マレーシアはマレー系、中国系、インド系、先住民などの人が暮らす多民族国家です。マレー語、中国語、英語などみんな話している言葉が様々でした。日本では、日本語以外の言語を日常的に使っている人は少ないので、とても驚きました。
 さらに、マレーシアで話されている英語は、学校の教材や日本のテレビなどで聞いていた英語とは、発音やイントネーションが違うことにも気づきました。考えてみると、日本人は英語を話す時、よくカタカナ英語になってしまいます。これと似たような形で、マレーシアでは公用語のマレー語の発音やイントネーションに近い英語が話されているのかなと思いました。
 ホームステイ中、マレーシアの食べ物や料理をたくさん紹介してもらいました。私が中でも気に入った料理は、マレーシアのインド料理である、ロティ・チャナイです。小麦粉の生地を薄く伸ばして焼いたものに、カレーをつけて食べます。私のホストファミリーはインド系の家族だったので、朝ごはんによくこれを出してくれました。とても美味しかったです。また、インド料理以外にも、マレー料理や中国料理、日本では食べたことのない果物も食べさせてもらい、いい経験になりました。
 マレーシアでの生活では、驚くことがたくさんありました。朝は5時半に起きて、7時前には学校に着いていました。学校が終わると夜も外出をして、家に帰ってくるのは23時くらいでした。そして、朝と夜の2回シャワーをしたり、学校までは車で登下校をしていました。でも、これがマレーシアの習慣で、見るもの、聞くもの、食べるもの全てが新鮮で楽しかったです。
 そして、マレーシアの人の親切さや温かさを感じた場面がいくつかありました。分からないことがあった時、一から丁寧に簡単な英語で説明してくれたり、お別れの日、見送りに来てくれた学校の生徒やホストファミリーは泣いていて、私も泣きそうになりました。この時、改めて私はマレーシアに来ることができて、本当に良かったなと思いました。
 一つ悔しかったことといえば、自分の英語力です。思っていたより英語を話すことができず、伝えたいことを伝えられないことが多くありました。次マレーシアに行くときには、英語力を上げ、もっとマレーシアのことについて知り、日本や霧島市のことについても紹介したいと思っています。
 また、私はこの一週間の貴重な体験をいろんな人に発信していきたいです。本当にありがとうございました。


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