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バングーバーで過ごした夏
中学2年
 令和六年度霧島市国際交流協会青少年海外派遣事業の一環として、私はアメリカ合衆国で三週間のホームステイをしました。この報告書ではアメリカでの経験を通じて学んだことや感じたことをまとめます。特にアメリカの多様性、英語の実践的な使用、そして日本文化の人気について詳しく報告します。
 アメリカは多様な文化や人種が共存する国です。ホームステイ先の家族や学校で出会った人々は様々な経歴を持っており、それぞれの文化や価値観を尊重し合っていました。この多様性は、私にとって非常に新鮮であり、異なる文化を理解し受け入れる大切さを学びました。主に異なる宗教や食文化に触れることで、私自身の視野が広がりました。また、アメリカの多様性は、社会全体の寛容さや包容力を感じさせ、私自身も他者を尊重する姿勢を学ぶ良い機会となりました。アメリカでの生活を通じて、学校で習う英語と実際に使われる英語には違いがあることを実感しました。日常会話ではスラングや略語が多く使われ、スピードも速いため、最初は戸惑いました。しかし、現地の人々との交流を重ねることで、次第になれていきました。この経験は英語の実践的なスキルを向上させる貴重な機会となりました。他にもアメリカのテレビ番組や映画を通じて、より自然な英語表現に触れることができました。さらに学校での授業や対話を通じて、文化的な英語の使い方も学ぶことができました。
 アメリカでは日本の照り焼きチキンが非常に人気であることに驚きました。その人気は照り焼きチキン専門店が数多く存在するほどです。寿司や天ぷらが日本食の代表格であるように、もしくはそれ以上に照り焼きチキンはバンクーバーで人気がありました。このことから、霧島市も外国人観光客向けに空港付近に照り焼きチキン専門店を作ることを提案します。観光客の満足度を高めることができるでしょう。さらに照り焼きチキンを通じて日本文化を広めることができると考えます。照り焼きチキンの人気は日本料理全体の評価を高める助けとなり、他の日本食レストランの誘致にもつながる可能性があります。
 ホームステイを通じて、アメリカの人々にとって温泉が珍しいものであるということを知りました。霧島市は温泉地としての魅力をさらに発信し、外国人観光客にアピールするべきです。温泉のリラックス効果や健康効果を強調することで、多くの観光客を引きつけることができると考えます。特に温泉の歴史や文化を紹介することで、より深い理解を促進することができるでしょう。温泉の効能や入浴方法についての情報を多言語で提供することで、外国人観光客が安心して利用できる環境を整えることが重要です。
 今回のホームステイを通じて、アメリカの多様な文化や実際の英語に触れることができ大変貴重な経験となりました。また、照り焼きチキンや温泉の魅力を再認識し、霧島市の観光振興に役立つアイデアも得ることができました。今後もこの経験を活かし国際交流に積極的に取り組んでいきたいと思います。特に霧島市が持つ独自の魅力を世界に発信し、多くの人々に訪れてもらえるように努めていきたいです。さらに今回の経験を通じて得た知識や視点を、地域社会や学校で共有し、国際理解を深める活動に貢献していきたいと考えています。
 この度はこのような素晴らしい体験に参加する機会を与えてくださいまして、本当にありがとうございました。

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