わたしはこのプログラムに参加して、本当に良かったと思います。行くことが夢だったアメリカへ行くことができ、友達や知り合いが増え、英語も学ぶことができました。とても充実した3週間を過ごすことができたと思います。
鹿児島空港で出発式をしたとき、知っている人がいなくてとても緊張していました。福岡空港に着いてから同じ家にホームステイをする深愛と初めて話をしました。面白くていい子で、一緒に居てとても楽しく安心しました。仁川に向かう飛行機では中一の佐奈が隣で、たくさん話をしました。シアトル空港に着く頃にはほぼ全員の女子と話せたので一安心しました。
空港に着いてからバンクーバーにいるホストファミリーのところまで行くのに長時間バスで移動したので疲れましたが、ホストファミリーに会えることが嬉しくてずっとワクワクしていました。ホストファミリーはウェルカムボードを作ってくれていてとても嬉しかったです。車の中でも優しく話しかけてくれて、うまくやっていけそうな気がしました。ホストファミリーはお母さん、お父さん、8ヶ月の赤ちゃん、2匹の犬でした。赤ちゃんは天使みたいに可愛くて、犬も人懐っこく毎日癒やされていました。
次の日から学校で授業が始まりました。エミリーやリサの英語は聞き取りやすくて理解しやすかったです。初めてのランチタイムでは、昼ご飯の量が多くて深愛と二人でビックリしました。家に帰ってからホストマザーに「わたしたちには量が多すぎた。」と伝えると、「ごめんなさいね、明日から自分たちで作ってみる?」と提案してくれました。せっかく準備してくれていたので、言うのが申し訳なかったけれど、言ってみてよかったな、と思いました。家に帰ってからはパズルをしたりテレビを観たり、ゆっくり過ごしました。少しずつだけど英語も聞き取れるようになってきてコミュニケーションがとれるようになってきました。
週末はボートに乗ってダウンタウンに買い物に行ったり、早速日本食を作ってみたり、庭で遊んだり、いろいろなことをさせてもらいました。平日は学校で授業をしてから校外学習に行き、バンクーバーのグループのみんなとも仲良くなることができました。
2週目後半くらいになると教室で何かを作ることが多くなりました。わたしはモノ作りが好きなのでとても楽しかったです。特にタイダイ染めが一番楽しかったです。ずっとやりたいと思っていたことだったので、体験できて嬉しかったです。リサに作り方を教えてもらいながら、青と紫と少し赤を入れて、上手に作ることができました。家に帰って洗ってみたら、色が少し落ちてしまいましたが、色が薄くなっても可愛かったので良かったです。作ったタイダイはさよならパーティーで着ました。みんな違う色、違う柄で個性が出ていました。みんなでお揃いができていい思い出になりました。
さよならパーティーは大成功だったと思います。準備の段階では少し不安もありましたが、いざ本番をむかえるとホストファミリーの皆さん、エミリーやリサが楽しんでくれていたので良かったです。みんなとも最後にいい思い出を作ることができました。
最終日、お世話になったホストファミリーとお別れするのはとても寂しかったです。ですが、思っていたお別れとは違い、案外あっさりしていました。車から降りて「3週間ありがとうございました。」と伝えて少し話したら、「また会おうね。元気でね。」みたいな感じで帰ってしまいました。 最初は「えっ!?」って思ったけれど、これも文化の違いなのだな、と学ぶことができました。 シアトル空港までのバスでは、みんな「まだ帰りたくないー。」と言っていたけれど、仁川に着いたら「ここまで来たら早く家に帰りたいな、、。」って言っていて面白かったです。
この3週間、初めてのことがいっぱいで混乱することもありましたが、とてもいい経験になりました。今回のホームステイでの経験をもとにして、これからは今までよりも更に英語に力を入れて将来に繋げていこうと思います。
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