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未知への挑戦
高校2年
 私がこのアメリカでのホームステイで最初に立てた目標は挑戦と英語力の向上でした。テレビでしか見たことのない世界の中心であるアメリカで数えきれないほど多くのことを知り、知っている限りのかたことの英語を使ってホストファミリーと多くのことを語りました。振り返ってみた今、本当に自分は三週間アメリカで過ごしていたのか、もしかしたら長い夢を見ていたのではないかと疑うほどほんの一瞬の出来事で言葉に表せないほどの経験をしました。
 この三週間、私が最も心がけていたことはアメリカという国について深く知ることです。言語や服装、習慣、一般的なこと、日本との違いについて何か少しでも疑問に思ったらホストファミリーに聞きました。一つの話題について一晩中熱く語る夜もありました。このことは常に心がけていたわけではなく、一つのことを知ったら、次、これはどうなのだろうと自ら興味を持つようになり、気づいたら大きなことから細かいことまで何でも質問するようになっていました。ホストファミリーはいつでも私の質問に真剣に答えてくれ深く教えてくれました。私のアメリカでの経験は全て彼らのおかげであると思っています。彼らがホストファミリーだったからこそ誰よりも良い経験ができたと自信をもって言うことができます。私がアメリカのいいなと思ったところは三つあります。一つ目はみんな自分の意志をはっきり述べることです。もちろん日本でも自分の意志を述べることはいいことですが、食べ物や趣味の好き嫌いをはっきり言うことはあまりないので私は日本の礼儀もよくわかりますがアメリカの形式も良いと思いました。なぜなら自分の好き嫌いを表示することで相手についてよく知ることができ、相手が喜ぶようなことをしてあげられるからです。
 二つ目はフレンドリーなところです。フェリーでもお店でもカヤックでも知り合いでもないのにとても楽しそうに話すのが素敵でした。日本は何か用事があるとき以外、普通はそんなことはないのでうらやましかったです。
 三つ目は個性を認め合っているところです。日本人は人と同じようにしたがる傾向があると私は思っています。例えば服装や髪型などです。学生は制服があり髪型が規定されているというのが理由の一つに挙げられると思います。それに比べてアメリカは一人ひとり好きな服を着て好きなヘアスタイルにしています。私はこれがアメリカでは当たり前であり、自然と一人ひとりの個性を尊重していると感じました。
 まだまだたくさんあります。しかし、アメリカに来て逆に日本の良さに気づいたところもありました。トイレや食べ物の鮮度、バランスの良さなどです。日本の良さとアメリカの良さのそれぞれに気づけて良かったです。今回、英語力の向上もできたと思うがそれ以上にアメリカという国について得た知識は計り知れないほどです。私はホストファミリーの家族の一員になることができました。彼らとの関係は一生続くと思います。

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